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日本HP、40GbEを最大64ポート収容可能なシャーシ型レイヤ3スイッチ「HP FlexFabric 11900」
TRILLやFCoEなどにも追加ライセンスを購入せずに対応
（2013/7/30 12:32）
日本ヒューレット・パッカード株式会社（以下、日本HP）は30日、40Gigabit Ethernet（GbE）ポートを最大64ポート収容できるシャーシ型レイヤ3スイッチ「HP FlexFabric 11900スイッチシリーズ」を発表した。
「HP FlexFabric 11900スイッチシリーズ」は、中・大規模ネットワークのアグリゲーションに適したシャーシ型のレイヤ3スイッチ。最大スイッチング容量は7.7Tbps、最大スループットが5.8B pps（64バイトパケット）といった高い処理能力を備えており、集約されたサーバーやストレージでやり取りされる大量のトラフィックを効率的にさばけるという。
20Uサイズのシャーシに8基のラインカードスロットを搭載しており、最大64ポートの40GbEポート（QSFP+）、あるいは最大384ポートの10GbEポート（SFP+）を実装可能。また、TRILLやFCoE、IPv6にも追加ライセンスを購入することなく対応できるほか、今後はOpenFlow 1.3への対応も予定する。
さらに、日本HP独自の仮想仮想シャーシ機能「Intelligent Resilient Framework 2（IRF）」に対応し、複数の11900シャーシを1台の論理的なスイッチとして利用することも可能とした。
価格は、本体となる「HP FlexFabric 11908-V」が1475万2500円から。ラインカードは、32ポートの10GbE SFP+ SFモジュールが871万5000円、48ポートの10GbE SFP+ SFモジュールが1071万円。また4ポートの40GbE QSFP+ SFモジュールが586万9500円、8ポートの40GbE QSFP+ SFモジュールが1050万円となっている。