ニュース

OSK、汎用性と自由度を高めた運輸業向けシステムの新版

 株式会社OSKは30日、運輸業向けシステムの新版「SMILE BS 2nd Edition トラックスター」を発表した。9月20日より販売を開始する。

 「SMILE BS 2nd Edition トラックスター」は、運転日報を入力することにより、荷主への請求や傭車(ようしゃ)料・経費などの管理を行える、運輸業向けシステムの最新版。従来版である「SMILE BS トラックスター」と比べてさまざまな強化が行われている。具体的には、各マスタや各種伝票入力画面に、顧客独自の管理項目をそれぞれ最大20項目まで追加できるようにしたほか、帳票や伝票出力の項目選択、並び順、レイアウト設定を自由に行えるようにするなど、汎用性と自由度を高めている。

 これにより、「運転日報データを元に輸送報告書を作成する」「歩合などの項目を追加し、その帳票を作成する」「指定期間の日報明細を請求書のレイアウトで出力し、取引先に運行内容を確認してもらう」といった、さらに幅広い使い方が可能になったとのこと。

 また、残業時間を自動で計算できる運転日報入力や、日報の品目行数の大幅な拡大(99行まで)、点呼記録簿の標準搭載など、利便性を高める機能強化を実施。Windows 8のユーザーインターフェイスへの対応と、直感的な操作を支援する画面デザインの採用で、より高いユーザビリティを実現した。

 価格は、スタンドアロン版(データベース付)が90万円、LAN版(同)が120万円から。また、販売店のSEが設定した追加項目、設計帳票の使用に必要な「自由帳票実行オプション」が20万円、ユーザー自身が項目設定・帳票設計する場合に必要な「自由帳票設計ツール」が40万円

石井 一志