ニュース

OSK、Windows 8のタッチ操作に対応した建設業向けの見積もり管理ソフト

見積書のExcel出力も可能に

 株式会社OSKは24日、業務アプリケーション「SMILEシリーズ」において、建設業向けの見積もり管理ソフトの新版「SMILE BS POWER見積 2nd Edition」を、2月4日より販売開始すると発表した。価格は、スタンドアロン版が30万円、LAN版が55万円から。

 「SMILE BS POWER見積」は、SMILEシリーズの高いユーザビリティを受け継ぎながら、案件管理から実行予算作成までをカバーする、建設業向けの見積もり管理ソフト。多数の工種と明細から構成される見積もりを、表計算ソフトのような見やすいスプレッドシート状の画面で、階層を表示しながら入力できる。

 今回の新版では、新たに見積書のExcel出力機能を搭載した。これによって、一般的な業務ソフトでは実現が難しい、Excelならではのフォントや書式を使った多様な表現に対応できるという。また、Excelひな形フォームにも見積もりデータを簡単に転記し、Excel形式での見積書提出を行えるとのこと。見積もり提出先でから指定されたExcelの書式にも柔軟に対応できるので、見積もり作業の効率を高められるとしている。

 加えて、タップ、ピンチイン、ピンチアウト、スライド、スワイプなどの、Windows 8のマルチタッチ操作をサポート。さらに、フレームワーク機能の強化により操作性を向上した。業務ソフトでは似たような画面が多いが、この製品ではオペレーターごと、メニューごとに配色を指定できるので、メニュー起動時にオペレーターへ直観的に訴えかけることが可能になっている。

 このほか、「SMILE BS POWER見積 2nd Edition」で作成した見積もりデータを利用して、「SMILE BS会計」や「SMILE BSコストマネージャー」で発注・請求業務が行えるようになったほか、見積もりデータの予算を元に、両製品でプロジェクト別予算を作成することもできる。

(石井 一志)