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東陽テクニカ、10/40/100GbEの多ポート試験が可能な測定器

 株式会社東陽テクニカは24日、10/40/100Gigabit Ethernet(GbE)の多ポート試験を可能にする測定器を発表した。想定価格は約3600万円(税別)から。7月の発売を予定する。

 新製品は、同社が総代理店となっている米Spirent Communicationsが提供する100GbE対応の「Spirent mX 100G CFP2モジュール」、10/40GbE対応の「Spirent fX2モジュール」「Spirent dX2モジュール」、および新ハードウェアと従来の「Spirent TestCenterモジュール」を同時に搭載可能な「SPT-Nシャーシ」で構成される。

 新ハードウェアは従来のSpirent TestCenterモジュールと比較してポート密度を2~2.5倍に向上。同時にポート単価も最大25%削減し、単体試験から多ポートのシステム試験まで柔軟に測定できるようにした。

 東陽テクニカは、2010年2月にSpirent製100GbEに対応した第1世代測定器を、2011年10月に第2世代測定器をリリース。今回は第3世代に相当し、これにより、年間販売目標100GbE×30ポートとさらなる出荷を見込む。

(川島 弘之)