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東陽テクニカ、ネットワークストレージのパフォーマンスを測定する「SwiftTestシリーズ」

1000BASE-TモデルのSwiftTest3000

 株式会社東陽テクニカは5日、米SwiftTest製のネットワークストレージ用パフォーマンステスタ「SwiftTestシリーズ」を、国内で販売開始すると発表した。

 SwiftTestシリーズは、ネットワーク化されたストレージや、ストレージと関連性の高いネットワークシステムなどを試験対象とする、ファンクション/パフォーマンステスタ。従来は丸一日かかった試験をわずか10分で実施できるため、作業負荷の大幅な軽減が見込めるという。

 プロトコルは、CIFS/SMB、NFS、iSCSI、HTTPなどさまざまな種類に対応しており、従来の手法では実現できなかった何百万もの同時接続数、何千もの秒間接続数を実現できる点が特徴。股、ワイヤーレートに近い全二重トラフィックを生成し、サーバーとしてもクライアントとしても動作可能という。

 設定はGUIから行え、豊富なサンプルシナリオがあらかじめ用意されているので、試験の設定から実行、解析に至るまでの3ステップをスムーズに実行でき、試験の自動化にも対応する。

 ラインアップとしては、1000BASE-T×8ポートの「SwiftTest3000」、10Gigabit Ethernet(GbE) SFP+×2ポートのSwiftTest5000、8Gbps FC SFP+×2ポートのSwiftTest6000を用意する。

 価格は、アプライアンス価格が622万円(税別)から、ライセンス価格が276万円(税別)から。東陽テクニカでは、初年度10台の販売を見込んでいる。

(石井 一志)