イヤホンガイド、顧客管理システムの基盤にBIGLOBEクラウドホスティングを採用


 NECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)と株式会社イヤホンガイドは14日、イヤホンガイドの顧客管理システムの運用基盤に、BIGLOBEのパブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」を採用したと発表した。

 歌舞伎などの舞台演劇の同時解説サービスを提供しているイヤホンガイドでは、音声ガイド用の小さな受信機を観客にレンタルしているが、その貸し出し状況および顧客情報を管理するためのシステムを、レンタルサーバーで構築・運用していた。しかしこのシステムではサーバーリソースの拡張が難しく、貸出数増加に伴うシステム負荷に対応しづらかったため、必要な時に迅速にサーバーリソースを確保できるBIGLOBEクラウドホスティングへの移行を決断したという。

 その結果、貸出数の増加や同時解説サービス情報サイトのリニューアルといったシステム拡張に合わせ、リソースを追加するという運用を実現。また、99.99%のSLAを保証する信頼性の高いクラウド基盤上にサービスを構築することで、システムの安定稼働も達成できたとのこと。

 また移行についても、自社で設計からOS、ミドルウェア環境の構築までを行う必要があるレンタルサーバー間での移行では約1.5カ月が必要になるところ、管理画面から必要なOSを選択するだけで自動的にサーバーを構築可能なBIGLOBEクラウドホスティングでは、アプリケーションの移行を行うだけで済んだため、約2週間で移行が完了したとしている。

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