日商エレ、シャーシ型のイーサネットファブリック対応スイッチ「Brocade VDX 8770」を販売


Brocade VDX 8770(ブロケードの製品発表会より)

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は13日、ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社(以下、ブロケード)のシャーシ型イーサネットファブリックスイッチ「Brocade VDX 8770」を取り扱うと発表した。

 VDX 8770は、ネットワークの効率性や耐障害性を向上させるイーサネットファブリック(VCSファブリック)を構成可能な、次世代型のスイッチ。日商エレでは、すでにボックス型の「Brocade VDX 6700」を販売しており、国内でも約150社の導入実績があるという。

 今回販売を開始するVDX 8770は、その上位機にあたるシャーシ型の大型スイッチで、従来のボックス型と比べて高い拡張性を持ち、大規模データセンターにも適用しやすい点が特徴。インターフェイスもGigabit Ethernet(GbE)、10GbE、40GbEを柔軟に提供できるため、大型データセンターへの適用も行える。

 さらに、同一筐体でスパイン(幹)スイッチとリーフ(葉)スイッチ機能の両方に対応。レイヤ3によるインターネットゲートウェイとしての機能と、レイヤ2によるマルチパス機能により、利用可能なネットワーク帯域幅を最大化し、ネットワークの耐障害性およびアプリケーション性能を向上できるとのこと。

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