ロジテック、Windows Storage Server 2008 R2を搭載したキューブ型NASのエントリーモデル


LSV-5S4MWシリーズ

 ロジテックINAソリューションズ株式会社は4日、Windows Storage Server 2008 R2を搭載したキューブ型NASのエントリーモデル「LSV-5S4MWシリーズ」を発表した。10月下旬より販売を開始する。物理容量2TB/4TB/8TBの3モデルが用意され、価格は13万9800円(税別)から。

 「LSV-5S4MWシリーズ」は、WindowsのクライアントPCと親和性が高いWindows Storage Serverを採用したキューブ型のNAS製品。Windows Serverをファイルサーバーとして用いる場合と異なり、Windows Storage Serverではクライアント・アクセス・ライセンス(CAL)が不要。またActive Directoryのユーザー情報を利用したアクセス制限の管理なども行えるため、企業におけるファイルサーバー用途に適しているという。

 加えて、Windows Storage Serverではサポートされていない、障害やイベントのメール通知機能管理機能を「ロジテックツール」として独自に搭載しているので、NASをより便利に運用できる。

 CPUはデュアルコアで、クロック周波数は1.8GHz。メモリも4GBを搭載し、高速データ転送を実現。HDDは4台搭載しており、RAID 5によってデータを保護できるほか、ホットスワップにも対応する。ネットワークインターフェイスはGigabit Ethernetを2ポート搭載した。

 価格は、2TBモデルが13万9800円(税別)、4TBモデルが14万8000円(税別)、8TBモデルが17万8000円(税別)。

 なお各モデルとも、拡張バックアップユニットの容量統合と簡易レプリケーションに対応したオレガ製のディスク仮想化ツール「VVAULT Basic」や、スマートデバイスからのリモートアクセスを可能にするフリービット製の「ServersMan@CAS」を搭載する。

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