BIGLOBE、「ついっぷる」チェックイン機能を活用したO2Oマーケ支援サービス


 NECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は4日、Twitterアプリ「ついっぷる」のチェックイン機能を活用した企業向けO2O(Online to Offline)マーケティング支援サービスを開始した。

 「ついっぷる」はTwitterの快適な閲覧や投稿を可能にするアプリ。今回提供するO2Oマーケティング支援サービスは、「ついっぷる」のチェックイン機能を活用し、クーポン配布による実店舗への訪問を促進するもの。

 第1弾として株式会社ローソンと連携し、“からあげクン(各種)”が半額(105円引き)になるチェックインクーポンを9月4日から10月3日まで、1万枚限定で配布する。「ついっぷる」上でローソン店舗にチェックインし、表示されたQRコードをローソン店内のLoppiにかざすことでクーポンを発券できる。全国のローソン店舗(9558店、「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」を除く)で利用できる。

 従来のチェックインクーポンでは、同一のクーポンを一斉配信するため、取得した場所や時間を特定できないほか、利用回数が制限できないという課題があった。「ついっぷる」では、クーポン1枚1枚に異なる番号を採番しているので、クーポンごとに取得・利用された場所・時間などの利用実績を管理できる。また、1回限り・1人3回までなど、クーポンの利用回数の制限も可能になるという。

 また、クーポンの取得・利用実績と、実店舗で収集したクーポン利用者の性別、年齢層、購入した商品などのデータを組み合わせることで、配布したクーポンがどの属性に対して効果があったかなどを分析可能。

 さらに「ついっぷる」チェックイン機能の利用履歴や、店舗が蓄積したクーポン利用履歴実績から利用者をターゲティングし、クーポンを配布するサービスをメニュー化。今秋より提供する。これにより「渋谷エリアによく来る人」「○○店に週1回以上チェックインした人」など、対象を限定したクーポンを配布できるという。ターゲットに併せた効果的なクーポンの設計により、実店舗への訪問率向上や顧客のロイヤリティアップが可能だ。

 BIGLOBEでは、業種別のソリューションを開発するなど企業向けメニューを拡充することで、2013年度末までに100件の受注、1億円の売り上げを目指す。

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