CDNJ、CDNサービスと連携するクラウドストレージサービスを提供


 株式会社シーディーネットワークス・ジャパン(以下、CDNJ)は28日、CDNサービスと連携したクラウドストレージサービスを提供開始すると発表した。

 今回提供されるクラウドストレージは、CDNJのCDNサービス「コンテンツ・アクセラレーション」「ダイナミック・ウェブ・アクセラレーション」「メディア・アクセラレーション」との組み合わせで提供されるもの。CDNJのCDNサービスで利用されるエッジサーバーが、キャッシュするコンテンツを最寄りのクラウドストレージから取得することで、キャッシュミス時のパフォーマンスが向上するという。

 また、グローバルロードバランサーが連続してストレージサーバーの健全性、負荷、およびネットワークトラフィックをチェックして、総合的に最適なストレージサーバーを特定し、エンドユーザーを最適なサーバーに誘導するとした。

 データは一般的な転送方法でデータをアップロード可能であり、クラウドサービスであるため、容量やロケーションの増減には柔軟に対応可能。ストレージに格納するコンテンツの容量と選択したリージョン数によって課金される従量課金体系を採用しており、ITコストの削減につなげられるとのこと。

 また、選択したリージョンに迅速に複製される仕組みを提供しており、複数のリージョンに分散配置された高耐久性のストレージにコンテンツを確実に複製することで、高い安全性を確保している。

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(石井 一志)
2012/8/28 17:13