イーエムシー、BEMSサービスの基盤に「BIGLOBEクラウドホスティング」を採用


 NECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は6日、BEMS(ビルエネルギー管理システム)を提供しているイーエムシー株式会社が、BEMSの運用基盤としてBIGLOBEのIaaS「BIGLOBEクラウドホスティング」を採用したと発表した。

 今回、BIGLOBEクラウドホスティングが運用基盤に採用されたのは、イーエムシーが提供しているBEMSサービス「EGW+plus」。クラウド上でのシステム構築により、サーバー調達やネットワーク構築の手間を省けたことで、自社サーバーで構築する場合と比べて約70%の期間短縮を実現し、約2カ月でシステムを構築できたという。また、約30台のサーバー構築にあたっては、サーバー複製によって大幅に手間が削減され、数日で構築作業を行えたとのこと。


EGW+plusのモニタリング画面

 さらに、BIGLOBEクラウドホスティングが持つ豊富なバリエーションを活用し、必要な時にタイムリーなリソース確保が可能。最低限のリソースからも効率的に利用できるため、初期投資を最低限に抑えられた。イーエムシーでは2年間で3000社へのBEMS導入を見込んでいるが、社数の増減に応じてリソースの調整を行い、運用の効率化も実現しているという。

 加えてイーエムシーでは、BIGLOBEデータセンターにデータがセキュアに保管される点、サーバー稼働率99.99%の品質保証を実現している信頼性などについても評価しているとのことだ。

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