オラクル、ビジネスプロセス管理のエントリ製品~部門単位などに最適


モデリング画面
モニター画面

 日本オラクル株式会社は17日、ビジネスプロセス管理(BPM)のエントリ製品「Oracle Business Process Management Standard Edition(以下、Oralce BPM SE)」を発売した。

 Oracle BPM SEは、BPM製品群のエントリ製品として、全社規模の業務改善を展開する以前の試験的プロジェクトや、100名規模の部門単位に最適化されている。そのため、初期投資を最小限に抑えながら、業務改善の効果を段階的に検証できるのが特長だ。

 現状の業務プロセスの可視化と理想モデルの設計、業務の進ちょく管理、人員のワークフローなど、業務改善の取り組みの根幹となる機能に限定することで、シンプルな導入・運用を実現している。

 具体的に提供される主な機能は、任意の業務プロセスにおける人員の役割とシステムを明示し全体的な業務フローを定義する「プロセス・モデリング機能」、ユーザーの操作画面と既存システムとの簡易的な連携を実現する「プロセス実行基盤」、定義したプロセス稼働後における業務状況を把握して改善状況を分析する「モニター機能」など。

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(川島 弘之)
2012/7/17 16:09