バッファロー、法人向けNASに高速化・機能拡充した8ベイ・6ベイモデル追加


 株式会社バッファローは11日、法人向けNAS「TS5000」シリーズに新たに8ベイモデル(容量:32/24/16/8 TB)および6ベイモデル(容量:24/18/12/6 TB)を追加。8月中旬より順次出荷を開始する。価格は6ベイモデルの容量6TBで19万8000円(税別)から。

「テラステーション5800D」シリーズ「テラステーション5600D」シリーズ

 8ベイモデルの「テラステーション5800D」および6ベイモデルの「テラステーション5600D」は、Intel Atom デュアルコアプロセッサー 2.1GHz とDDR3メモリー2GBを搭載したことで、従来モデルよりも高速化した。

 対応OSはWindows 7(64/32bit)/Vista(64/32bit)/XP/2000、Windows Server 2008 R2/2008/2003 R2/2003/2000 Server、および10.3.9以降のMac OS。

 RAIDは、RAID 6/5/1/0モードのほか、複数のRAIDモードを組み合わせるRAID 61/60/51/50/10に対応(5600Dは51/50/10に対応)する。また、iSCSIターゲットに対応しており、RAIDアレイ内にボリュームを複数作成し、各ボリュームをNASかiSCSIストレージかを選んで使用できる。従来はNASとiSCSIストレージを別々に用意する必要があったが、1台を多目的に使用することが可能になっている。

 また、バッファローのNASにはiPhoneやiPad、Android OS搭載のスマートフォンなどからNASのデータにアクセス可能にするアプリケーション「WebAccess for Business」が標準で付属。スマートフォン・タブレット専用アプリは無償で提供されている。

 そのほか、インターフェイスはUSB 3.0ポート×2を搭載し、IPカメラ(RTSP対応機種)からの録画にも対応する。

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