Splashtop、iPad向けリモートデスクトップアプリの最新版「Splashtop 2」公開
米Splashtopは27日、リモートデスクトップ製品の次世代バージョンとして、iPad向けアプリ「Splashtop 2」の販売をiTunes App Storeで開始した。定価は9.99ドルで、現在は発売特別価格として1.99ドル(日本のiTunes App Storeでは170円)で販売中。旧バージョンのユーザーは無料でアップデートできる。
Splashtop 2の接続画面 | リモート操作画面 |
Splastop 2は、LAN内のPCまたはMacのデスクトップ画面をiPadから操作できるリモートデスクトップアプリ。リモートからの各種アプリケーションの利用や、音声や動画の再生に対応。別売りの「Anywhere Access Pack」(月額0.99ドルまたは年額9.99ドル)を購入することで、インターネットを通じての接続にも対応する。
利用するには、PCまたはMacに無料ソフトの「Splashtop Streamer」をインストールする必要がある。ソフトの対応OSはWindows 7/Vista/XPおよびMac OS X 10.6以降。
Splashtop 2では、新しいiPadのRetinaディスプレイに対応。また、ユーザー名とパスワードを入力するだけでPCやMacに接続できるようになり、Anywhere Access Packを利用した場合も同様の操作で簡単に接続できる。
このほか、Splashtopではユーザーに安全で最適化されたネットワーク機能を提供するため、独自のリレーサーバークラウド「Bridging Cloud」を構築。ユーザーは回線速度に応じた最適の環境でリモートデスクトップが利用でき、暗号化技術によりデータも高い安全性で守られるとしている。
2012/6/27 17:44