ダイキン工業、リモートデスクトップツール「Splashtop Enterprise」を販売

　ダイキン工業株式会社は、米Splashtopと法人向けリモートデスクトップツール「Splashtop Enterprise」の販売代理店契約を締結した。23日より販売する。

　Splashtop Enterpriseは、独自のプロトコル技術により、3G回線などの低速回線であってもストレスなく利用できるという法人向けリモートデスクトップツール。タブレットなどのモバイル端末や自宅PCなどの外部端末から社内のPCをセキュアに遠隔操作できる。

　低速回線での高速画像転送を実現したことで、3D CADイメージの表示やHD動画の再生・編集など、動作させるのに高い処理能力が必要な作業も、Splashtop Enterpriseの校フレームレート画面転送技術によりスムーズに行えるとしている。

　また、社内のコンピュータ内に保存されているファイルを転送することなく直接操作するため、外部端末内にデータが保存されず、情報漏えいリスクも少なく済む。

　今回の販売代理店契約を締結したことで、ダイキン工業では、業務ソリューションや、映像・3D CADソリューションなどを導入した企業に対し、容易かつセキュアに導入できるモバイルソリューションとして提案していく。Splashtopは、ダイキン工業の持つ企業向けソリューションの導入実績とアフターサポートにより販売拡大を目指す。両社では2014年3月末までに約4000万円の売上を見込んでいる。