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PFU、医療機関・薬局向け顔認証付きカードリーダーの後継機「Caora 2」を10月から提供

 株式会社PFUは16日、病院や薬局などの受付でマイナンバーカードによる資格確認に利用されている「顔認証付きカードリーダー Caora(カオラ)」について、後継製品「Caora 2」を10月(予定)に提供開始すると発表した。

 PFUは、「オンライン資格確認等システム」の開始当初からCaoraを提供しており、病院や医科診療所、歯科診療所、薬局に5万5000台を超える納品実績を有しているという。

 後継となるCaora 2は、「もう迷わない、考える前に手が動く認証体験」をコンセプトに、これまで寄せられた意見や要望に対応し、「より分かりやすく、より楽に、より設置しやすく」進化するとしている。

「Caora 2」の特長

 Caora 2は、本体ディスプレイサイズが7インチにサイズアップし、より多くの情報を大きな文字と大きなボタンで表示する。マイナンバーカードに加え、スマートフォンのマイナンバーカード読み取りにも1台で対応する。ディスプレイにはアニメーションを表示し、操作部を光で案内することで、操作方法や読み取り場所が直感的にわかる設計とした。また、音声での案内や画面読み上げ機能により、目の不自由な方の操作も補助する。

 設置面積は現行Caora比で約37%削減しており、省スペース設置を実現する。CaoraとCaora 2は合計4台まで混在して接続でき、導入や運用の手間も削減できる。背面のくぼみにケーブル端子が収まる構造で、より小さな受付にも設置できる。低重心でぐらつかないというCaoraの特長は踏襲しており、小さい設置面積でも安心して利用できる。

 利用面では、現行のCaoraはカードを奥まで挿入する必要があったが、Caora 2はマイナンバーカードを置くだけで読み取り可能で、カードの取り出しもしやすく、自然に操作できる。スマートフォン読み取り部は最下部に広く配置し、スマートフォンの機種を問わず、かざしやすくなっている。スマートフォン読み取りの操作で、操作画面に誤って触れるなどの誤動作も防止する。

 なお、現行のCaoraは富士通Japan株式会社が販売、保守サポートを行っているが、Caora 2はリコージャパン株式会社が販売、保守サポートを行う。リコージャパンが医療現場で培った知見や実績を生かし、これまで以上に医療機関および患者の負担軽減、安心・安全に貢献するとしている。