トレンドマイクロ、アプリ管理機能を強化したスマートデバイス向けセキュリティソフト新版
トレンドマイクロ株式会社は27日、スマートデバイス向けセキュリティソフト「Trend Micro Mobile Security」の新版「同 8.0」を発表した。同日より受注を開始する。
Trend Micro Mobile Securityは、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスを管理するための法人向けセキュリティソフト。紛失/盗難時に端末上のデータを消去できるほか、GPSによる端末の検索、カメラやBluetoothなどの使用制限、不正プログラムの検索、不正なWebサイトへのアクセスブロックといった機能を提供している。
新版では、アプリケーション管理機能を強化しており、各モバイルデバイスにインストールされているアプリケーション名やバージョン情報を一覧する表示できるようになった。また、利用を許可するアプリケーション、あるいは禁止するアプリケーションを指定して、業務上必要ないアプリケーションの利用を制限するアプリケーションコントロール機能も搭載する。
さらにAndroid端末では、「連絡先のデータ、所有者の情報を読み取る」「GPSを利用して位置情報を取得する」など、アプリケーションがインストール時に求めるパーミッションの種類を指定して利用可否を設定可能。加えて、管理者側が推奨するアプリケーションのインストールを各モバイルデバイスへ促せるようになった。
250~499アカウント時の参考価格は、セキュリティ対策、リモートロックなど一部機能のみ利用できる「Trend Micro Mobile Securityスタンダード」が3110円(税別)、全機能を利用可能な「Trend Micro Mobile Securityアドバンス」が6220円(税別)。なお2年目以降は、新規標準価格の50%に相当する契約更新料が必要となる。