ニュース

KDDIが「Trend Micro Mobile Security」採用、au接客用などのAndroid 1万5000台に

 トレンドマイクロ株式会社は5日、KDDI株式会社が業務に利用するAndroid端末のセキュリティ対策に「Trend Micro Mobile Security(TMMS)」を採用し、1万5000台に導入したと発表した。

 KDDIは、従業員が利用するスマートフォン5000台、個人向けに端末を販売するauショップで利用するタブレット端末5000台、法人向けにプレゼンテーションなどを行うタブレット端末5000台、計1万5000台にTMMSを導入した。

 KDDIでは、業務効率化、生産性向上を目的に、従業員約1万1000人が利用する携帯電話を2012年2月よりスマートフォンへ置き換え、2012年9月時点で5000台がAndroidスマートフォンに移行。全従業員の約半数がスマートフォンで社外からアドレス帳やスケジュールを管理している。今後は全社員において、スマートフォンへ移行する予定。TMMSの追加導入を進める。

 TMMSは、端末の紛失・盗難時のデータ消去、位置情報(GPS)による端末の検索、カメラやBluetoothの使用制限などの「デバイス管理」と、不正アプリの検索や不正なWebサイトへのアクセスを防止する「セキュリティ対策」の両方を提供する企業向けモバイルデバイスセキュリティ対策ソフト。

()