東陽テクニカ、OpenFlow対応のIPテストソリューションを販売
株式会社東陽テクニカは29日、OpenFlow対応のテストソリューションを国内で販売開始すると発表した。同社が代理店となっている米SpirentのIPパフォーマンステスター「Spirent TestCenter」において、OpenFlow対応のソフトウェアオプション「OpenFlow テスト・パッケージ」を提供する。
Spirent TestCenterは、リアルタイム/ハイパフォーマンスQoS解析など、さまざまな測定を実現するテスターソリューション。今回提供されるOpenFlow テスト・パッケージを追加することにより、OpenFlowネットワークを展開する上で最も重要な、エンドユーザーQoE(Quality of Experience)を事前に試験・評価できるようになる。
具体的には、疑似OpenFlowコントローラとなるプロトコル・エミュレーション機能と、数百万のトラフィックフローを生成し、遅延やパケットロスなどの解析を行う「ジェネレータ・アナライザ」機能が提供される。
なお東陽テクニカによれば、OpenFlow対応スイッチの製品開発/評価や、OpenFlow対応製品のパフォーマンス試験・ベンチマーク、OpenFlowネットワークシステムのスケーラビリティ評価などに活用できるとのことだ。
OpenFlow テスト・パッケージのライセンス価格は約120万円。9月の発売を予定する。
2012/5/30 06:00