富士通、PCワークステーション「CELSIUS」のラインアップを一新
全4シリーズ29機種を投入
CELSIUS R920 |
富士通株式会社は、企業向けPCワークステーション「CELSIUS」のラインアップを一新し、基本性能を強化した全4シリーズ29機種を5月24日より発売する。
新ラインアップは、2Wayハイパフォーマンスモデル「CELSIUS R920」、ミッドレンジモデル「CELSIUS M720」、汎用モデル「CELSIUS W520」、省スペースモデル「CELSIUS J520」の4シリーズ。
CELSIUS R920は、高性能2Way PCワークステーション。大規模CAD/CAEをはじめ、構造解析・熱解析などのHPC用途にも利用できる。スペックは、Xeon E5ファミリ×2個を搭載でき、最大16コア/32スレッドの処理能力を提供する。また、「NVIDIA Tesla C2075」を最大2枚搭載でき、「NVIDIA Maximus Technology」にも対応する。メモリはDDR3 SDRAMを最大192GBまで増設可能。価格は66万5800円(税別)、6月下旬より出荷開始。
CELSIUS M720、最上位機種の同R920に搭載される8コア/16スレッドプロセッサも搭載可能な、高性能ミッドレンジPCワークステーション。マルチ画面表示に対応するため、「NVIDIA Quadro 600」×2枚、または「NVIDIA Quadro 2000」×2枚を搭載できる。1枚搭載時は「NVIDIA Quadro 600/2000/4000/5000」から選択可能。メモリはDDR3 SDRAMを最大64GBまで増設できる。価格は31万6000円(税別)、6月上旬より出荷開始。
CELSIUS W520は、CAD/CAEから一般オフィス業務まで幅広い利用が可能なマルチパーパスモデルのPCワークステーション。最大8スレッド同時処理が可能な「Xeon E3-1280v2/1275v2/1245v2」を搭載することで、負荷の高い処理でもストレスフリーな作業環境を提供するという。グラフィックスカードは「NVIDIA Quadro 600/2000/4000/5000」から選択可能。価格は17万4000円(税別)、6月下旬より出荷開始。
CELSIUS J520は、机上、一般オフィスでの高性能PCとして最適な省スペースワークステーション。約9.9リットルの小型サイズに、最大8スレッド同時処理が可能な「Xeon E3-1275v2」と「NVIDIA Quadro 2000または600」を搭載可能。ディスプレイの電源消し忘れを防止する「電源連動型サービスコンセント」を標準搭載する。価格は17万4000円(税別)、6月中旬より出荷開始。