NTT-AT、仮想化・クラウド環境を容易に構築できるアプライアンス「vSTACシリーズ」を販売
vSTACシリーズ |
NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は15日、仮想化・クラウド環境を容易に構築できるアプライアンス「vSTACシリーズ」を同日より販売すると発表した。
「vSTACシリーズ」は、米Pivot3が開発した仮想化・クラウド環境構築アプライアンスで、仮想化対応のサーバーとストレージを2Uサイズの筐体1つに集約しているため、導入コスト、設置スペース、消費電力などの削減が可能。また、3台以上の筐体をネットワークスイッチに接続するだけで、サーバーとストレージ双方に冗長制を持たせた仮想化・クラウド環境を容易に構築できる点も特徴という。
加えて、12台までの筐体を、サービスを停止せずシームレスに増設できるvSTACアーキテクチャにより、小規模から始めてシステムの規模を拡大する場合でも、サービスの中断なしでの拡張を可能にしている。また、ディスク故障時のみならず、筐体故障時にもサービスを継続できる可用性を備えているとのこと。
導入にあたっても、仮想プラットフォームがプリインストールされていることから、ストレージの設定を含め、簡単にシステムを構築できるとしている。
ラインアップには、クアッドコアXeon×2、12GBメモリ、12~36TB HDDを搭載した「vSTAC Watch」と、メモリを44GBに増強したvBank、6コアXeon×2、96GBメモリ、3TB SAS HDDを搭載した「vSTAC VDI」の3種類を用意した。ハイパーバイザーはいずれもVMware ESXi 5.0を採用する。
2012/5/16 06:00