キヤノンソフトJS、Android端末に対応したWeb会議ソフト「IC3」新版


 キヤノンソフト情報システム株式会社(以下、キヤノンソフトJS)は、Web会議ソフト「IC3(アイシーキューブ)」において、Android端末に対応した新版「同 Ver.8.01」を3月中旬に発売する。

 「IC3」は、PCのWebブラウザから手軽に始められるWeb会議システム。遠隔会議で必要不可欠なアプリケーション共有機能を備えており、PowerPointのようなプレゼンテーションアプリケーションはもちろん、WebブラウザやExcel、Word、Visio、PDFビューア、さらには特別な描画機能を持つCADソフトなども共有できるという。

 今回の新版では、Android 2.3.1以降のスマートフォンやタブレット端末からの利用に最適化したインターフェイスを提供。モバイル環境からの会議参加を可能にした。また、アプリケーション共有機能において、64ビットアプリケーションの共有、描画速度の向上といった強化を行ったほか、音声ミキシング機能により、通信データ量の削減を実現している。加えて、オプション製品「IC3 extension Video Codec」により、動画圧縮規格のH.264 AVCに対応した。

 価格は、サーバーライセンス(5拠点同時接続ライセンス付き)が95万円(税別)、追加の同時接続ライセンス(5拠点)は30万円(税別)から。またIC3 extension Video Codecは2000円(税別)となっている。

 なおキヤノンソフトJSでは、Web会議システム関連事業において4億円の売り上げを目指すとのこと。

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(石井 一志)
2012/3/2 06:00