富士ソフト、柔軟なインフラの増減に対応したIaaS「FSCloud オートスケール基盤」
富士ソフト株式会社は1日、IaaS型クラウドサービス「FSCloud オートスケール基盤」を提供開始すると発表した。3月6日より提供を開始する。
「FSCloud オートスケール基盤」は、オープンソースを活用することで、低コストで柔軟なスケール調整を可能にしたクラウドサービス。CPUやメモリの利用率にしきい値を設定し、アクセスの急増などによってサーバー負荷がそれを超過した場合には迅速にインフラ機器の増量が図れるため、アクセス集中によるトラブルの発生や過剰なインフラ投資を未然に防げるという。
また、ファイアウォールやロードバランサーなどのネットワーク機能についても、オープンソースソフトで実現しているため、この領域でもコスト削減を図っているとのこと。
価格は、1サーバーにつき月額1万5000円(税別)から。標準テンプレートを利用したのサーバー基本構成で利用する場合は、初期費用はかからない。なお富士ソフトでは、初年度18社への導入、1億円の売り上げを目標としている。