Oracleに対応したリアルタイムデータ保護ソフト「NetVault FastRecover」新版
日本クエスト・ソフトウェア株式会社は17日、CDP(継続的データ保護)ソフトの新版「NetVault FastRecover(以下、NVFR) 4.5」を発表した。3月より出荷する。
NVFRは、ディスクベースのリアルタイムデータ保護ソフト。データの変更を常時取得し、Windowsファイルサーバー、Exchange Server、SQL Serverのバックアップ時間を削減する。
新版では、GUIが日本語化された。また、データ保護対象アプリとして、Windows 7とOracle Databaseに対応。Oracle Databaseの場合、スナップショットをリアルタイムに取得する。データが損失した場合は、「Virtual On-Demand Recovery」技術により、データリストア開始後30秒で復旧できる。また、レプリケーション機能によって、WAN経由でNVFRから別のNVFRサーバーへ、保護されたOracleデータを複製できるという。
そのほか、CIFSエクスポート機能も新たに搭載。CIFS機能をスケジューリングすることで、NVFRで取得したデータをNetVault Backupなどのバックアップソフトを使用して、毎日テープ装置へバックアップすることも可能となる。
価格は48万円(税別)から。45日間無償の評価版も3月より提供する予定。
2012/2/17 12:22