SASとディーバが協業、両社の強みを生かしたグループ経営管理ソリューションを提供


 SAS Institute Japan株式会社(以下、SAS)と株式会社ディーバは31日、経営管理分野において協業すると発表した。ディーバのグループ経営管理・連結会計におけるナレッジ・ソリューションと、SASが持つ、分析・予測テクノロジーに基づく経営管理ソリューションを組み合わせた、グループ経営管理ソリューションを共同で提供する。

 ディーバは、連結・グループ・グローバルにフォーカスしており、制度連結から管理連結、グループ会社(生産・販売機能)がグローバルに展開する中での製品、市場・顧客単位での連結ソリューションを提供している。

 一方SASは、グループ全体から情報を蓄積し、情報基盤上で業務に特化した予実管理、精度の高い原価管理、顧客別・商品別収益性管理、業績評価管理を経営管理ソリューションとして提供している。

 今後両社では、お互いのソリューションを組み合わせ、より付加価値の高いソリューションとして顧客企業へ提供するとのことで、中期経営計画策定、管理連結、連結予算管理、顧客や商品別の連結収益性管理、連結財務レポーティングなどを実現する、グループ経営管理ソリューションを組み上げるとした。

 なお両社は、共同でのプロモーション活動、営業活動も展開するとのことで、今後3年間で約10億円の販売を目標にしている。

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(石井 一志)
2012/1/31 14:16