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ディーバ、最短半年のIFRS導入支援サービス

 株式会社ディーバは1日、国際会計基準(IFRS)適用のノウハウを一般化した「IFRS導入方法論」を用いたIFRS導入支援サービスの提供を開始した。

 昨今のIFRS任意適用要件の緩和や、日本版IFRSの検討開始に伴い、グローバル企業を中心に任意適用が増加すると見込まれている。

 ディーバはこれまで培ったIFRS導入支援のノウハウを「IFRS導入方法論」として整備している。これは“計画策定”から“導入構築”のIFRS導入プロジェクトにおける各段階において活用でき、低リスクでの計画策定や導入構築コストの削減、最短半年でのIFRS適用システムの実装を実現するという。

 IFRS導入方法論は、「プロセスマップ」「タスク定義書」「導入スケジュール」など計画策定のためのテンプレートを提供する「IFRS計画策定支援」と、「会計基準組替」「並行期間運用」「決算期統一」などIFRS導入時の検討事項に対するガイダンス・テンプレートに加え、「勘定科目リスト」「IFRS用データ収集画面レイアウト」など成果物テンプレートを提供する「IFRS導入構築支援」で構成される。

 これを用いたIFRS導入支援サービスは、連結会計システム「DivaSystem」ユーザー企業を対象に300万円より提供する。既存のDivaSystemユーザー企業だけでなく、同製品の新規導入企業にも展開。ディーバでは今後5年間で100社以上への導入を目指す。

川島 弘之