ミラクル・リナックス、RHEL・Scientific Linux・CentOS向けのサポートサービス


 ミラクル・リナックス株式会社は24日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と、その互換OSであるScientific Linux、CentOSのサポートを提供する「Linuxアドバイザリ サポート」を発表した。

 「Linux アドバイザリ サポート」は「Linux アドバイザリ 年間サポート」「Linux アドバイザリ インシデントサポート」「プラチナインシデントサポート」「プラチナサポート」の4種類から構成されるサポートサービス。

 このうち、「Linux アドバイザリ 年間サポート」「Linux アドバイザリ インシデントサポート」は、ログ解析による障害対応調査を提供するもので、メールでの問い合わせに対応する。両者の違いは対応条件で、前者は年間サポートとして40時間/年のサポートを提供。後者ではインシデントごとの対応となり、インシデント1件あたり10時間までの対応を行う。

 価格は、「Linux アドバイザリ 年間サポート」が105万円から、「Linux アドバイザリ インシデントサポート」が25万2000円(3インシデント)から。RHEL、Scientific Linux、CentOSともにバージョン4.x、5.x、6.xが対象となる。

 一方「プラチナインシデントサポート」「プラチナサポート」は、ソースコード調査、kernelダンプ、coreダンプの調査、修正パッチの提供などを行うサービス。問い合わせ方法は電話とメールで、前者はインシデントごと(1件あたり15時間まで)、後者は年間契約での提供となる。

 価格は、「プラチナインシデントサポート」が63万円から、「プラチナサポート」が個別見積もり。対応OSはRHEL、Scientific Linux、CentOSのバージョン4.x、5.x、6.xと、MIRACLE LINUX 4、Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5、Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6の各OS。

 なお「Linux アドバイザリ サポート」は、サポート対象をエンドユーザー1社に限定しないため、実際にこれらのLinuxを使うユーザー企業のみならず、Linuxトラブルに不安を持つシステムインテグレーターにも価値があるとしている。

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