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ミラクル・リナックス、仮想・物理・クラウド環境に対応したCentOS向けサポートサービス

 ミラクル・リナックス株式会社は1日、CentOS向けのサポートサービス「Linuxセキュリティサポート for CentOS」「Linuxエンタープライズサポート for CentOS」を、同日より提供開始すると発表した。

 新サービスのうち「Linuxエンタープライズサポート for CentOS」は、物理環境や仮想環境だけでなく、AWSやMicrosoft Azureをはじめとするクラウド環境上で動作するCentOSを対象に、サポートサービスを提供するもの。ミラクル・リナックスのサポートセンターのエンジニアが、ユーザーからの問い合わせに対応する。

 具体的には、インストール方法、操作設定、ソフトウェア機能の案内や、障害解析、対応方法、適用パッチ情報、解決策の提示などを行うとのこと。また、Errata情報を都度メールで配信する。

 1インスタンス(物理環境)もしくは2VM(仮想環境)あたりの年間契約となり、最長5年まで対応。価格(税別)は、1年の場合5万4000円、3年では9万4800円、5年では12万6000円となる。

 一方の「Linuxセキュリティサポート for CentOS」は、CentOSの重要な脆弱性に関する危険を通知するサービス。CentOSのErrata情報、脆弱性情報データベースCVE(Common Vulnerabilities and Exposures )上でハイスコアとなる重大な脆弱性と対処方法について、メールを配信してくれる。

 また、脆弱性情報データベース上ハイスコアに関する情報については、ユーザーからの問い合わせに対応し、ユーザー環境の該当確認や、推奨バージョンなどを回答するとした。

 こちらも年間契約となり、価格(税別)は1メールアドレスあたり10万2000円。

石井 一志