KDDI、セールスフォース向けAndroidアプリを強化~商談情報やニュースの通知・配信を可能に


 KDDI株式会社は13日、セールスフォースのクラウドサービスをAndroid搭載のauスマートフォン(以下、スマートフォン)から利用できるアプリ「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」を、12月22日に機能強化すると発表した。商談の登録状況の更新やあらかじめ設定した業界の企業ニュースをスマートフォンへ配信する機能などが追加される。

 「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」は、セールスフォースのクラウド型CRMソフト「Salesforce CRM」、社内向けソーシャルネットワークツール「Chatter」をスマートフォンから利用できるアプリ。

 今回の機能強化では、商談の登録内容やユーザーが事前に指定した業界の企業ニュースを、スマートフォンに通知する仕組みを提供する。

 具体的にはまず、セールスフォースの各項目を更新した際に、指定条件を満たす項目についてデバイスへ通知できるようにした。これによって例えば、一定金額以上の商談が登録された際に、事前に設定している関係者へ即時に通知し、必要な情報をリアルタイムで共有する、といった利用法が可能になる。

 また後者のニュース配信は、時事通信社配信の企業ニュース(有償オプション)を、「Chatter」へ配信し、閲覧できるようにする機能である。

 「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」の価格は従来と同様、月額1890円/ID。対応機種は、「SIRIUSα IS06」「EIS01PT」で、今後も順次拡大していく予定だ。

 なおKDDIでは、12月14、15日にザ・プリンス パークタワー東京で開催されるイベント「Cloudforce 2011 Japan」に出展し、このアプリのデモを行うとしている。

関連情報