NTTソフト、メール誤送信防止ソフトの新版~個人情報自動検出に対応


 NTTソフトウェア株式会社(NTTソフト)は29日、メール誤送信防止ソフト「CipherCraft/Mail」新版を発表した。12月1日より販売する。

 CipherCraft/Mailは、メールの誤送信を防止するソフト製品。新版では、メール本文・添付ファイル内の「個人情報自動検出」と、複合条件に合致したメールを検知する「組み合わせ条件設定」に対応した。

 個人情報自動検出では、メール本文・添付ファイル内に各種個人情報が一定件数以上含まれる場合、画面上に表示し、メールの危険度をスコアで判定してくれる。送信者に対して個人情報の存在を注意喚起したり、個人情報を含むメールは上長承認を必須とするなどの運用が可能となる。

 組み合わせ条件設定では、事前に設定した複合条件(あて先情報/キーワードなど)に合致したメールが検出された場合のみ画面上に表示し、上記同様、危険度を判定してくれる。あて先の企業ごとに注意すべきキーワードを設定したり、社外に対して個人情報の含まれた添付ファイル送信を禁止したり、企業のポリシーに合わせた細かなルールが設定できる。

 ラインアップは、「サーバタイプ」と「クライアントタイプ」の2種類。組み合わせ条件設定は、サーバタイプ専用の機能となる。価格はサーバタイプ(100ユーザー)が30万円(税別)、添付ファイル内オプション(個人情報自動検出を含む)が5万円(同)。クライアントタイプ(50ユーザー)が24万5000円(同)、添付ファイル内オプション(個人情報自動検出を含む)が2万4500円(同)。

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