TIS、運用系サービス子会社2社を合併へ~より顧客の業務に適した運用サービス提供へ


 TIS株式会社は2日、運用系サービス子会社2社を2012年4月1日付けで合併すると発表した。合併されるのは、ティアイエスシステムサービス株式会社と、株式会社システムサポートで、合併後の名称は「TISシステムサービス株式会社」となる。

 現在のTISは、旧TIS、ソラン、ユーフィットの3社が4月に合併してスタートし、合併効果の早期創出、最大化を促進する構造改革に取り組んでいる。今回の子会社合併もその一環で、TISの東京と大阪のデータセンターでの運用サービスを担うティアイエスシステムサービスと、旧ユーフィットの、名古屋のデータセンターでの運用サービスを担当するシステムサポートが合併することにより、TISグループ全体としての顧客対応力の強化が図れるという。

 具体的には、両社の合併により、TISグループが国内に持つ9カ所のデータセンターの一元的な管理・運用を実現。両社がこれまで培ってきた技術力と得意領域の融合、東・名・阪の各センターの一体運用により、サービスの幅も広がるため、これまで以上に、顧客の業務に適した運用サービス提供が可能になるとのこと。またTIS側にとっては、東・名・阪の地域を横断した、機能集約による事業リソース配置の最適化、社内システムの統一によるコスト削減など、経営リソースの最適化を実現するとした。

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