アプライドナレッジ、企業内コラボツールの検索強化版「TeamPage サーチプラス」


 株式会社アプライドナレッジは30日、企業向けコラボレーションツール「TeamPage」の検索機能強化版「TeamPage サーチプラス」を発売した。

 TeamPageは、チーム・プロジェクト単位のワークスペースをWeb上に作成し、ブログに投稿する手軽さでメンバーが仕事の状況を共有できるツール。従来のラインアップは、ワークスペース数を制限して価格を抑えた「TeamPage ワークグループ」、スタンダード版の「TeamPage サーバー」、添付ファイルを含めたTeamPage内の全コンテンツを検索できる機能を備えた「TeamPage プレミアム」の3種類。今回は、これにより検索機能を強化した「TeamPage サーチプラス」を追加した。

 「TeamPage サーチプラス」では、TeamPage内の記事やファイルなどの情報に加えて、企業のネットワーク上にあるファイルサーバーやデータベースサーバーのデータも一括検索できるのが特徴。Microsoft SharePoint Server/Exchange Serverといったグループウェアも検索対象にできるという。

 これにより、別のシステムに保管されている営業・製品情報なども、TeamPage上で検索・表示できるようになり、プロジェクトに必要な重要データを見落とすことなく作業ができる。

 「TeamPage サーチプラス」の検索機能には、米ATTIVIOの「ATTIVIO Active Intelligence Engine(AIE)」を採用。構造化・非構造化データをインデックス化した上で共通のデータベースを作成して情報の分類・関連付けをしやすくするAIEの特徴を生かし、ファイルサーバー、データベースサーバー、グループウェアのコネクタを装備することで、TeamPageから他リソースへのアクセスを実現しているとのこと。

 年間ライセンス料は700万円(税別、100ユーザー、ファイルサーバーまたはデータベースサーバーのコネクタを含む)から。

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