GMOグローバルサイン、SSLサーバー証明書の認証方法に「ページ認証」を追加


 GMOグローバルサイン株式会社は、SSLサーバー証明書を取得する際の認証方法として、ユーザーが指定されたウェブページにMETAタグを挿入する「ページ認証」を8月29日に開始する。

 GMOグローバルサインでは、SSLサーバー証明書の申請者がドメイン名の所有者または関係者であることを認証するための方法として、オンラインで認証が可能な「メール認証」を採用している。

 「メール認証」では、ドメイン所有者しか受信できない特定のメールアドレスに対して、GMOグローバルサインが認証用のメールを送信し、ユーザーがそのメールを受信することで認証を行う。一方、企業の場合には、ドメイン名所有者とSSLサーバー証明書の申請者が異なるケースも多く、申請者が認証用のメールを受信するため、メール管理者への設定依頼が必要であったり、WHOISの登録情報を変更する必要などがあったという。

 こうしたことから、GMOグローバルサインでは、新たな認証方法として「ページ認証」を追加。「ページ認証」では、SSLサーバー証明書の取得申請を行ったウェブページのHTMLに、GMOグローバルサインが指定したMETAタグを挿入することで、申請者とドメイン名所有者との関係性を認証する。

関連情報
(三柳 英樹)
2011/8/26 13:49