NTT Com、日米間の国際IPバックボーンを500Gbpsに増速


 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は2日、国際IPバックボーン(グローバルIPネットワークサービス)における日米間の回線容量を、従来の400Gbpsから500Gbpsに増速したと発表した。

 NTT Comの国際IPバックボーンは、国内外の固定・携帯電話会社、ISP、データセンター事業者、コンテンツプロバイダなどが接続しており、日本と海外を結ぶ、インターネットトラフィックの主要な転送経路として利用されている。また、IPv4/v6のデュアルネットワークとなっており、6月8日に行われたIPv6トライアル「World IPv6 Day」においても、大きな役割を果たしたという。

 今回増速された日米間のサービス提供容量は、当初45Mbpsから提供が開始され、2000年には1Gbpsを突破していたが、インターネットサービス利用の爆発的な増加に伴い、2007年には100Gbps化を達成。その後も継続的に増速され、2010年1月に300Gbpsへ、2011年1月には400Gbpsへ増速されていた。


NTT Comの国際IPバックボーンにおける日米間帯域の推移
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