「ZOZOTOWN」などを運営するスタートトゥデイ、ネティーザのDWHアプライアンスを導入


 日本ネティーザ株式会社(以下、ネティーザ)は7日、ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」などを運営する株式会社スタートトゥデイに、「IBM Netezza データウェアハウス(DWH)アプライアンス」が導入されたと発表した。

 スタートトゥデイでは、事業拡大と顧客満足度の向上を目的とするCRM戦略を策定。さらに2011年春には、「お客さまと友達のような関係作り」を目指すCFM(Customer Friendship Management)コンセプトのもとで、それを具現化するシステム基盤として、DWHシステムを新たに構築した。

 このシステムにネティーザのDWHアプライアンスが選択されたのは、CRM実現において最も重要な要件である「スピード」「スケーラビリティ」「簡易性」と、「導入実績」が評価されたため。プロジェクトがスタートして約3カ月後の2011年春に、スタートトゥデイのCFM戦略をサポートする仕組みが完成し、本番稼働に入ったという。

 このシステムでは、今回運用が開始されたダッシュボードや定型/非定型分析用の「ビジネスインテリジェンス(BI)」、One to Oneマーケティングを実現する「マーケティングオートメーション(IBM Unica)」、「レコメンデーション」など、それぞれの仕組みの効果的な連携により、従来の3~5倍のメール開封率、5~10倍のコンバージョンレートを達成したとのこと。

 なおシステムの構築プロジェクトは、新日鉄ソリューションズによる支援によって進められた。

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