日本SGI、最大1PBのRAID型ストレージ「InfiniteStorage 5500」


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 日本SGI株式会社は4日、RAID型ストレージシステム「SGI InfiniteStorageシリーズ」のミッドレンジモデル新製品「SGI InfiniteStorage 5500」を発売した。

 SGI InfiniteStorage 5500は、システムあたり最大約1PBという大容量で、2種類のホストインターフェイスと3種類のディスクドライブを用途に合わせて柔軟に選択できるミッドレンジのRAIDストレージ。

 サーバーとストレージを接続するホストインターフェイスには、8Gbpsのファイバチャネル(FC)、40GbpsのInfiniBand QDRが選択可能。ディスク間接続には、6Gbpsの最新SASを採用し、ディスクドライブは高い性能を備えた1万5000rpmのSAS HDD、コストパフォーマンスに優れた7200rpmのSASドライブ、ランダムアクセス時の読み出し性能に優れるSSDの3種類を搭載できる。

 用途に合わせて特性の異なるディスクドライブを選択し、1つの筐体に混在が可能。例えば、HPC環境など高速な演算処理と大容量バックアップの両方のニーズを同一筐体でサポートする。

 新設計となる高さ4Uの高密度筐体には、3.5型ドライブを最大60個まで搭載可能。高さ2Uの筐体には、3.5型ドライブを最大12個、2.5型ドライブを24個搭載可能。高密度筐体で単位面積あたりの搭載ディスク数を増やしたことで、システムあたり最大384ドライブを搭載可能となっており、3TBのSAS HDD搭載時に最大約1PBの大容量を実現する。

 価格は、981万6000円(税別)から。7月下旬より出荷する。

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