GMOクラウド、「GMOクラウドPublic」の正式版を日米で発売


 GMOクラウド株式会社は15日、パブリッククラウドサービス「GMOクラウドPublic」の正式版を、日米で同時に提供開始したと発表した。

 今回正式版が提供開始となったGMOクラウドPublicは、自由度の高いリソース提供型クラウドサービス。オプションのオートスケール機能を利用すれば、1時間ごとに、最適な料金プランへ自動変更することもでき、動画配信サイトやキャンペーンサイト、ECサイトなど、時間や曜日によって必要とするサーバーリソースが変動するサイト運営に最適という。

 国内での価格は、仮想CPU 1/10コア、0.5GBメモリ、10GB HDDで月額950円から。

 また米国市場に対しては、グループ会社のGMO CLOUD AMERICAを通じ、GMO クラウドPublicを米国市場向けに最適化した「GMO Cloud」として提供開始する。さらに今後は、北米以外の地域へのデータセンター設置をはじめ、さらなるサービスの拡充を図るとのことだ。

 なおGMOクラウドでは、新規、あるいはベータ版から継続してGMO クラウドPublicを利用するユーザーを対象に、先着100社限定で、利用料金の請求額から5000円分を無料とするキャンペーンを提供する。

 また、2011年6月15日から9月15日の期間の期間にGMOクラウドPublicを申し込み、サーバー管理ツールに「HDE Controller」を選択すると、通常1円/1時間の料金を、期間中無料で提供するとしている。

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