ファルコンストア、物理・仮想環境のDR自動化ツール「RecoverTrac」
ファルコンストア・ジャパン株式会社(以下、ファルコンストア)は18日、物理・仮想環境の両方に対応したディザスタリカバリ(DR)自動化ツール「RecoverTrac 2.0」を発表した。「FalconStor Continuous Data Protector(CDP)」および「FalconStor Network Storage Server(NSS)」の標準機能として提供する。
RecoverTracは、物理・仮想環境に両対応するディザスタリカバリ自動化ツール。複雑で時間がかかり、エラーの発生しやすいフェイルオーバー・フェイルバックの処理を自動化する。
事前に設定されたプロセスに従って、サーバー・ストレージ・ネットワーク・アプリケーションの回復を完全に自動化し、サービスのリカバリ、データセンター全体のリカバリさえ可能にする。物理から物理、物理から仮想、仮想から仮想のリカバリに対応するほか、単にデータを複製するだけでなくサービスを回復させることを主眼とするため、「サービス指向のデータ保護」(同社)が実現するとしている。
なお、FalconStor CDPは、ハードウェア・ソフトウェア障害や広域災害に対して、ミッションクリティカルなデータベース・メッセージングデータ・ファイルをはじめとするシステムをバックアップ・リカバリできる製品。FalconStor NSSは、高性能なSANプライマリストレージと組み合わせて、ストレージ仮想化、プロビジョニング、管理を行う製品。シンプロビジョニングやキャパシティオンデマンドにも対応し、ストレージリソースの自動割り当てや容量管理をサポートする。