VJC、業種・業態別のデータ分析クラウド「Hybrid ANALYZER」


 ヴィンキュラム・ジャパン株式会社(以下、VJC)は11日、中堅企業向けに業種・業態別のテンプレートによって、簡単に業務データを分析できるクラウドサービス「Hybrid ANALYZER」を発表した。

 Hybrid ANALYZERは、テンプレートを使った業務データ分析サービス。例えば流通業向けのサービスでは、各店舗のPOSデータを集計し「流通業向けテンプレート」で分析することで、全店舗の時間帯別売上の速報を取得し、各店舗に対して適切な指示を迅速に出せる。認証権限に応じて表示するデータやグラフを制限することも可能。

 業務データとの連携方法から、データの最適化や集計データの管理、テンプレートによる情報分析、セキュリティ認証と制限など、一貫したサービスを提供するという。

 なお、多くの日経流通サービス企業が中国に進出している背景から、VJCでは中国・杭州市に拠点を持つ。こうした海外でサービスを提供するため、クラウド基盤には日本IBMの協力の下、グローバルに統合化されたIBMパブリックサービス基盤を採用した。

 同基盤は、IBMが世界各国に配置したグローバル共通の基盤で、世界中のどこでも均一のサービスを受けられるのが特徴という。

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