ソニックウォール、UTMアプライアンスやSSL-VPNアプライアンスでIPv6に対応


 米SonicWALL 日本オフィス(以下、ソニックウォール)は25日、UTMアプライアンス「NSAシリーズ」のIPv6対応が完了したと発表した。また同時に、SSL-VPNアプライアンス「SRAシリーズ」についても、中小企業向けを中心にIPv6対応が完了したという。

 NSAシリーズのIPv6対応製品を用いると、従来のIPv4利用時と変わりなく、アクセスルールをユーザーが自ら設定できるほか、ソニックウォールが開発している「リアセンブリ フリーディープパケット インスペクション(RFDPI)」エンジンを活用し、高度な脅威検出・防止機能などを利用できる。またSRAシリーズでは、SonicOS SSL VPNにトンネル接続をするためのソフト「NetExtender」に、IPv6アドレスを割り振れるようになる。

 IPv6対応が完了したのは、UTMアプライアンスがNSA E8500/E7500/E6500/E5500と、NSA 4500/3500/2400/240、SSL-VPNアプライアンスがSRA 4200/1200の各機種。このうちNSAシリーズについては、IPv6フォーラムの「IPv6 Ready」ロゴ取得も完了している。

 またSSL-VPNアプライアンスについては、Aventail E-Class SRA EX7000/EX6000についても、順次IPv6への対応を予定しているとのこと。

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