ミラポイント、大容量ストレージを搭載したメールアプライアンス


M7700

 ミラポイント・ジャパン株式会社(以下、ミラポイント)は16日、アプライアンス型メールサーバー「Mirapoint Message Server」において、大容量ストレージを搭載した新モデル「M7700」を発表した。10月1日より出荷を予定する。

 Mirapoint Message Serverは、独自OS「MOS」を搭載し、メールに必要なコンポーネントが最適化された状態で1台の筐体に統合されたアプライアンス製品。M7700では、6コアのXeonを2基搭載し大規模なメール運用に対応するとともに、2.3TBの内蔵ストレージを搭載したのが特長。最大6.5TBまで拡張可能となっている。

 これにより、1台の2Uラックマウント型サーバー上に数千ユーザー規模企業におけるGBレベルのメールボックスが構築できるため、ソフトウェアでメールサーバーを構築した場合と比較して、サーバーラックのスペース、消費電力、冷却リソースなどを約3~5倍削減するという。

 HAクラスタリングに対応する「S7000」に対して、M7700はTB級の大容量ストレージを必要としつつも、HAクラスタリングは必要としないコールドスタンバイモデルとして提供する。価格は、1646万500円(税別)から。なお、別製品の「Mirapoint Remote Site Replication」と併用することで、遠隔地での災害対策に対応する。

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