日立情報、中小企業向けクラウドサービス「Dougubako」-アプリ間連携機能も搭載
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株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)は30日、中小企業向けのパブリッククラウドサービス「Dougubako」を同日より提供開始すると発表した。Microsoft Officeや会計ソフト、CADソフトなどを、月額課金で利用可能で、15日間の無料トライアルも用意する。
Dougubakoは、中小企業が業務に用いるアプリケーションを、日立情報のデータセンターから、ネットワークを通じて利用できるクラウドサービス。すでにラインアップされているアプリケーション以外に、ユーザーが利用したいアプリケーションをリクエスト可能なほか、アプリケーション間の連携機能も標準装備され、アプリケーションごとのデータ入力をすることなく、一貫したデータ管理を可能にしている。
また、パブリッククラウドサービスであるため、アプリケーションのバージョンアップやセキュリティ対策、バックアップなどは日立情報がすべて対応。ユーザーが作成した作業データも「データ金庫(バックアップシステム)」で安全に保管するという。
サポートについては、導入時の疑問点から日常の操作方法まで対応する専用のサポートデスクを用意している。
なお、最初の段階で利用可能なアプリケーションは、Microsoft Office 2007、SQL Server 2005/2008、Visual Studio 2008、弥生会計/顧客/販売/給与 10、レッツ原価管理Go!、見積管助シリーズ「見積・積算システム」、電気設備設計用CADシステム「ANDES電設Win」など。ユーザーからリクエストがあるものについては、順次対応するとしている。
価格としては、Office 2007 Standard Edition、弥生会計/給与 10、データ連携機能などを含めた経理・事務利用のモデルケースで、初期費用2万1000円、月額2万1000円から。