dit、DMZ上での情報漏えいを防止する「Tectia MFT Portal」


 株式会社ディアイティ(dit)は、DMZ上での情報漏えいを防止するソフトウェア「Tectia MFT Portal」を15日より販売開始する。フィンランドTectiaが開発した製品で、価格は、50ユーザーライセンス付きの場合、290万円(税別)。

 Tectia MFT Portalは、DMZ上を通過するデータを保護し、情報漏えいを防ぐためのソフトウェア。HTTPSでユーザーから送信されたデータを、DMZ上に設置されたTectia MFT Portalサーバーを通過する際に、自動的にSSHプロトコルに変換し、セキュアな暗号化通信として指定のサーバーに送信する機能を備える。

 操作はWeb GUIを用いて行え、簡単にデータを交換できるようにしているため、誤操作や情報流出のリスクを低減。また、LDAPやActive Directoryとの連携をサポートし、ユーザーのログを監査ログとして出力する機能も備えている。

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(石井 一志)
2010/8/6 11:45