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SCSKと三井住友ファイナンス&リース、中堅・中小企業のGX推進で協業

 SCSK株式会社と三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下、SMFL)は25日、中堅・中小企業のGX(グリーントランスフォーメーション)推進および脱炭素経営の実現を目的として、業務協定を8月に締結したと発表した。

 協定により、SCSKが提供するCO2排出量算定サービス「CO×CO カルテ(ココカルテ)」と、SMFLグループが提供する脱炭素ソリューションやリース・ファイナンス機能を組み合わせ、企業のCO2排出量可視化から削減施策の実行までを継続的に支援する。

 両社は協業の背景として、大企業によるサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量管理の強化や、企業に対する脱炭素経営への要請の高まりを受け、中堅・中小企業においても温室効果ガス排出量の把握と削減への取り組みが重要な経営課題となっていると説明する。

 一方で、中堅・中小企業の多くは、現状把握に十分な時間や人員を割けず、具体的な削減施策や投資検討まで進まないケースが多く、温室効果ガス排出量算定の専門人材不足、脱炭素経営に取り組むための人員やノウハウの不足、温室効果ガス排出量削減に取り組むための資金不足といった課題を抱えているという。

 こうした課題に対し、CO2排出量の算定と、削減施策の立案・実行、設備導入に向けた支援を組み合わせることで、中堅・中小企業が無理なく脱炭素対応を進められる体制づくりを支援する。具体的には、SMFLグループが持つ全国の営業ネットワークを活用してCO×COカルテの導入を拡大し、排出量の可視化を起点に企業の脱炭素への取り組みを促進することで、削減施策の実行や企業価値・競争力の向上を支援する。

 SMFLグループの取引先企業のうち、脱炭素を検討する企業に対して、SCSKが提供するCO×COカルテを紹介し、CO2排出量可視化から削減施策の実行までを継続的に支援する。SCSKは、CO×COカルテによるCO2排出量算定・レポートを提供。SMFLグループは、企業ごとのCO2排出量やエネルギーコストなどの状況に応じた脱炭素施策の提案と、脱炭素ソリューションおよびリース・ファイナンス機能を活用した支援を行う。また、両社の共同プロモーション、関連サービスの共同企画も行う。

 両社は、それぞれの強みを生かしながら、連携を強化する。CO2排出量データやエネルギーコストデータに加え、今後は財務や設備情報も組み合わせることで、企業ごとの経営状況に応じた脱炭素施策の立案や設備投資の検討を進める。これにより、CO2排出量の可視化にとどまらず、具体的な行動変容や投資判断につながる、実効性の高い脱炭素経営支援の実現を目指す。