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GUGA、「生成AIパスポート」2027年試験のシラバスを改訂、改訂版公式テキストの予約販売と資格更新テストの受付を開始

 一般社団法人生成AI活用普及協会(以下、GUGA)は1日、生成AIリスクを予防する資格試験「生成AIパスポート」のシラバスを大幅に改訂し、2027年2月開催の試験から適用すると発表した。

 これに伴い、新シラバスに対応した「AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応(以下、公式テキスト)」の予約販売を開始した。また、生成AIパスポート有資格者を対象に、AIリテラシーのアップデートを証明する「生成AIパスポート 資格更新テスト」の受講申し込み受付を開始した。

 生成AIパスポートは、生成AIやAIエージェントの基礎知識および事例に加え、リスク予防やAI倫理、AIガバナンスの留意点を網羅し、社会人が最低限押さえておきたいAXリテラシーを体系的に習得できる。日本社会全体のAX実現に向けて、AIを安全かつ適切に活用するために必要なリテラシーの標準化を推進する。

 GUGAでは、生成AIの急速な普及により、個人および組織における活用が広がる一方、生成物の不適切な利用やAIへの過度な依存、シャドーAIによる情報漏えいなど、新たなリスクが顕在化していると説明する。また、AIエージェントの台頭により、AIは人の指示に応答するだけでなく、業務を支援・実行する存在へと進化しつつある。

 こうした環境の変化を受け、AIを安全かつ適切に活用するためには、人間を中心としたAIとの付き合い方や倫理観を身に付け、AIの出力を評価・検証し、最終的な判断・責任を担う姿勢がさらに重要になっている。また、組織においては、AI活用を前提としてビジネスモデルや業務プロセス、組織構造などを変革する「AX(AIトランスフォーメーション)」の実現に向けて、AIガバナンスの整備が経営課題となっていると指摘する。

 こうした状況を受け、生成AIパスポートは、2027年2月開催の試験から適用するシラバスを大幅に改訂し、その内容を決定した。

 今回の改訂では、AIエージェントの活用が本格化している背景を踏まえ、事例やリスク、安全に使うための原則といった内容を強化し、章立てを再編成した。従来のシラバスでも取り扱っていたRAG、MCPなどに関する内容のアップデートに加え、コンテキストエンジニアリング、プロンプトインジェクションといった新たな項目も追加した。

 また、従来のシラバスにおいて「情報リテラシー・基本理念とAI社会原則」として取り扱っていた内容を、「生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス」に変更した。代表的なリスクはもちろん、利用者の判断・責任に関するマインドセットや、組織のAIガバナンスを整備するための観点などの項目を追加した。シャドーAIや安全保障といったトピックも盛り込み、大幅な拡充を図った。

 従来のシラバスで取り扱っていた基本的な用途に加え、マーケティング、クリエイティブ制作、データ分析、アプリ開発などの業務別の活用方法や、業種別の事例も追加した。AIの出力を評価・検証する際のポイントにも言及し、より安全かつ適切に活用するための内容へと更新した。

 シラバスの大幅改訂に伴い、新シラバスに対応した公式テキストの予約販売を開始した。公式テキストは、11月24日から順次発送を予定している。

 また、生成AIパスポート試験の受験者数増加やAIリテラシー向上への需要の高まりを受け、さらなる利便性の向上と安定した供給体制の構築のため、公式テキストは改訂版から株式会社翔泳社が発行する。これにより、全国の書店およびオンライン書店でも公式テキストを購入できる。