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デル・テクノロジーズ、NTTドコモのインフラ最適化に向け「Dell PowerMax」「Dell PowerStore」「Dell APEX」を提供
2026年6月23日 08:30
デル・テクノロジーズ株式会社は22日、株式会社NTTドコモのグループ共通情報インフラ基盤の全体最適化と運用効率化を支援するため、ハイエンドストレージ「Dell PowerMax」、バックアップストレージ「Dell PowerStore」、サブスクリプション型のインフラ調達モデル「Dell APEX Subscriptions(以下、Dell APEX)」、インフラ運用サービス「Dell Managed Services」を提供したと発表した。NTTドコモは、従来の買い切り型からサービス利用型へ移行したことで、7年間のトータルコストを従来環境の50%以下に削減する見込みとしている。
NTTドコモは、日本を代表する通信キャリアとして、長年にわたり高品質かつ安定したネットワークサービスを提供しており、近年は通信にとどまらず、dポイントやd払いをはじめとする金融・決済領域など、人々の生活を支えるスマートライフ事業を展開している。これらを支えるBSS領域のシステムにおいては、社会・公共インフラを担う責任として、信頼性・可用性を徹底的に追求するとともに、安定性を基盤に新サービス創出を支えるスピードとアジリティの向上にも取り組んでいる。こうした要請に応えるため、ITインフラにおいても、長期にわたり安定したサービス提供を継続しつつ、変化に柔軟に対応できる運用基盤への高度化と、運用負荷の最適化が重要なテーマとなっていた。
NTTドコモは中核となる基盤として、既存システムとの親和性を保ちながら、将来的な拡張や運用高度化にも対応可能なDell APEXを採用した。今回の選定にあたり、従量課金制とマネージドサービスの仕組みが十分に整っており、コストを抑えられる点が採用の決め手となった。特に、PowerMaxにおいて、高い性能と圧縮・重複排除率を高い水準で両立できる点が評価された。なお、基幹システム分野でサービス利用/従量課金型を採用するのは、NTTドコモグループとして初の取り組みになるという。
今回の導入において中核となるPowerMaxハイエンドストレージは、業界最高水準の性能を維持しながら約1:5の圧縮・重複排除率を確保し、実際には約1:6~1:8の圧縮・重複排除率を達成している。これにより、ハードウェアの台数を削減し、設置スペースと電力消費量を従来のほぼ半分に低減した。さらに、インフラ調達においてDell APEXを活用することで初期投資の負担を軽減し、突発的な需要変動にも迅速に対応できる従量課金型の環境づくりを支援している。
さらに、デル・テクノロジーズは、Dell Managed Servicesにより、運用管理業務の高度化を支援した。これにより、NTTドコモのメンテナンス作業時の調整時間を1件あたり3時間あまり短縮し、インフラの運用管理にかかる工数や時間を約40%削減することに成功しているという。
今回の導入では、従量課金制のPowerMaxや高度なインフラ運用サービスであるDell Managed Servicesを組み合わせることで、大幅なコスト削減を実現した。ギガバイト単価を従来比で約50%抑制することに成功し、7年間のトータルコストも旧環境の50%以下に削減できる見込みとしている。また、サービス利用型への移行により、資産所有に伴う定期的なリプレース作業などの負担を解消し、より戦略的な業務へリソースを振り向けられる環境を整えている。
デル・テクノロジーズは、2026年後半に従来のシステムから同社のシステム基盤への全面移行完了に向けてプロジェクトを進め、今後もNTTドコモの安定したサービス提供や新たな価値創出を、革新的なインフラソリューションで支援し続けるとしている。