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日立ソリューションズ、サブスクビジネス支援サービス「BSSsymphony」のデータ利活用サービスを強化

KPI変化の予兆をAIで早期に把握し事業の意思決定を支援

 株式会社日立ソリューションズは13日、サブスクリプションビジネスに必要な顧客管理から決済までをワンストップで支援するクラウドサービス「BSSsymphony サブスクリプションプラットフォームサービス」(以下、BSSsymphony)の「データ利活用サービス」をアップデートすると発表した。AIによってKPI変化の予兆を早期に把握し、変化の要因となる関連指標や具体的なポイントを提示する機能を提供開始する。

 「BSSsymphony」は、サブスクリプションビジネスを運用する上で必須となる、定額・従量などの複雑な料金設定や、定期的に発生する課金請求、契約、物品管理といった業務を支援するプラットフォーム。ガス、製造、通信、医薬などの幅広い業種のサブスクリプションビジネスにおいて、その立ち上げに必要な契約管理や課金請求の効率化を支援してきた実績を持つという。

 その中で提供されている「データ利活用サービス」は、顧客の要望に応じ、サブスクリプションビジネスの加入者数や収益などを可視化するもの。「BSSsymphony」では、従来、こうしたダッシュボード機能を別システムで提供してきたが、今回のアップデートでは、これを取り込むとともに、AIが内部データを統計的に分析し、KPI変化の予兆や要因を提示できるようにした。

 解約率など、あらかじめ設定した重点KPIの進捗をグラフで可視化し、AIがその変化を継続的にモニタリングして、変動時に確認すべき関連指標や要因の候補を「BSSsymphony」の画面上に表示することができる。

 なお、ダッシュボードとAIによる分析は、BIツール「Tableau」「Tableau Pulse」をベースに開発されており、高い視認性と直感的な操作性によって、専門知識がなくてもKPIを把握し、共通指標に基づくデータ活用を促進できるとのこと。

 当初は、事業の状況把握に有用なKPIとして、1)サービス別チャーン率(解約率)、2)LTV(顧客生涯価値)、3)契約期間の平均値(平均継続月数)、4)収益の再発率――を提供し、用途に応じて指標を追加できるようにしている。