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NTTテクノクロス、Webアプリの画面比較・動作確認をAIで自動化するツール「AIspector」
2026年3月25日 13:08
NTTテクノクロス株式会社は、OSやWebブラウザのバージョンアップに伴って発生する、Webアプリケーションの意図しないレイアウト崩れをAIで検出するツール「AIspector(アイスペクター)」を、4月1日より販売開始すると発表した。
AIspectorは、Webアプリケーションなどの操作画面(UI)における差分確認をAIで自動化するツール。Webブラウザのバージョンアップ、システムの改修などに伴って、UIに意図しない変更や不具合が発生していないかを検出するテスト手法「ビジュアルリグレッションテスト(VRT)」を用いて、改修前後の画面を比較して差分を検出し、UIの品質を維持するという。
具体的には、テスト対象システムのURLを指定するだけで、AIがWebアプリケーションの画面情報を分析するとともに、フォーム項目などを自動判定してクリック・入力を行い、画面を自動的にキャプチャして差分を比較する。
こうした仕組みにより、微細なUIの崩れや表示差異を高精度に検出できるほか、画面差異の重要度判定も実施されるとのこと。なお、日時表示などの動的に変わる不要な差分(ノイズ)は自動で除外される。
また、自動クロール中の操作は、繰り返し実行できるテストスクリプトとして自動生成され、このスクリプトに基づいて、バージョンアップ後の画面のキャプチャ取得や比較処理を繰り返し実行することも可能だ。
「AIspector」はオンプレミス環境で動作し、企業のテスト環境やポリシーに合わせて柔軟な構成を組むことが可能。利用するLLM(大規模言語モデル)についても、クラウド型、ローカル型を含めてさまざまなタイプに対応するとのこと。
