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KDDI、省庁や全国の自治体などに位置情報ビッグデータ分析ツール「KDDI Location Analyzer」を無償提供

グループ会社のトレーニングツールをセットで提供

 KDDI株式会社と株式会社ディジタルグロースアカデミアは25日、省庁や全国の自治体などに向け、位置情報ビッグデータ分析ツール「KDDI Location Analyzer」とトレーニングツールをセットで無償提供すると発表した。期間は4月26日から7月31日まで。

 KDDIでは、新型コロナウイルス感染症への対策や、コロナ後を見据えた観光政策・都市計画の立案を支援するために、2020年・2021年にKDDI Location Analyzerを無償提供してきた。しかしその際に、ツールを使いこなせるデジタル人材の不足や、ツールを利用した分析の定着化に課題があることが分かったという。

 そこで今回の無償提供では、KDDIによるKDDI Location Analyzerの提供に加えて、自治体向けのデジタル人材の育成支援を行っている、KDDIグループのディジタルグロースアカデミアのトレーニングツールもセットで提供する。

 このトレーニングツールを活用すると、自治体は、位置情報ビッグデータの分析方法、政策立案に必要となるさまざまな分析手法などの基礎を学べるとのことだ。

 なお無償提供の対象となるのは、省庁、47都道府県、23特別区、全国の地方自治体、全国の警察、観光連盟など。KDDI Location Analyzerは標準機能およびExcelレポートオプション機能が提供される。

「KDDI Location Analyzer」単点分析ダッシュボード イメージ図