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BIPROGYとギックス、戦略コンサルティングとデータ分析で事業課題の改善を支援する「DIコンサルティングサービス」

 BIPROGY株式会社とギックス株式会社は15日、BIPROGYのDX支援事業「Data&AI Innovation Lab」において、「DIコンサルティングサービス」をサービスメニューとして追加し、提供を開始すると発表した。

 Data&AI Innovation Labは、企業の業務課題に対して、データとAIを活用したコンサルティングから技術実証、システム開発・導入・運用支援までを一貫して提供するサービス。

 BIPROGYがギックスと共同提供するDIコンサルティングサービスは、戦略コンサルティングに加え、データ分析を活用して事業対象を深く理解し、データを根拠に注目すべき指標を探索することで業務課題を導き出すサービス。ギックスがこれまで提供してきたDIコンサルティングのノウハウと、BIPROGYが培ってきた情報セキュリティ管理の知見やシステムインテグレーション力を組み合わせることで、DX戦略策定からユースケースの設計、業務適用に向けたシステム構築までを一貫して支援し、成果につながるDXを実現する。

 DIコンサルティングサービスにより、データに基づくDX戦略策定から施策の検証・実行、改善施策立案までを一貫して支援する。データ基盤がない場合でも、BIPROGYやギックスのデータ活用基盤を、BIPROGYの高い情報セキュリティ管理基準で利用できる。これにより、解決すべき課題をデータで論理的に特定し、DX戦略策定から分析結果を業務に生かすユースケースの設計、業務適用に向けたシステム構築までを一貫して支援し、実効性の高いDX推進を実現する。

 DIコンサルティングサービスのDIは「Data-Informed」を指し、データだけで物事を判断するのではなく、人間の思考にデータも加えて、より合理的で高度な判断・意思決定を行う「人間が主役のデータ活用」として、経営課題解決や競争力強化に貢献する。

 サービスは、「あらゆる判断を、Data-Informedに。」をパーパスに掲げるギックスがこれまで提供してきたデータ利活用のノウハウをもとに、企業内に蓄積されたあらゆるデータを用い、分析対象となるヒト・モノ・コトを深く理解する助けとなる「ゾクセイ」情報を付与することで、複雑な事象の関係性を可視化し、注目すべき指標とその背景にある要因をデータから導き出す。さらに、BIPROGYが培ってきた情報セキュリティ管理の知見やシステムインテグレーション力を組み合わせることで、業務課題を明確化し、課題に対する具体的な改善アクションを立案する。

 BIPROGYは、DIコンサルティングサービスの提供により実効性の高いDXの実現を支援し、企業の持続的な成長と競争力の強化に寄与する。ギックスは、企業が組織全体でAIを効果的に活用できる「AIレディ」な環境の整備を見据えたコンサルティングやシステムアーキテクチャの設計・構築を提供する。BIPROGYとギックスは、「with AI時代」に、データで企業価値を高める事業で社会貢献を目指すとしている。